連結納税を利用した節税
「連結納税」って皆さん聞いたことありますか?漢字を見ただけで難しそうって思うかもしれませんね。
税金関係の仕事(税理士とか、会社の経理部とか)をしていないと中々聞く機会はないと思います。
この連結納税は節税が出来る制度のひとつで、会社によってはかなり大きな節税効果があります。
どういう時に節税効果があるかというと、いくつか会社を経営していて黒字と赤字の会社がある場合です。
(具体例)
親会社A社 黒字 1,000
子会社B社 赤字 500
※税率は簡便的に30%を使用
(普通の確定申告の場合)
A社 1,000×30%=300 の納税
B社 赤字なので税金は0
(連結納税の場合)
A社の黒字とB社の赤字を相殺できる
(1,000-500)×30%=150
上に書いたように連結納税は黒字と赤字を相殺できるので、赤字の会社がある場合には高い節税効果が期待できます。もちろん赤字を黒字に変えていくことの方が重要ですが、こんな制度もあるので定期的に情報発信していきたいと思います。